2024年12月28日
神奈川大学(文系理系学生対象)で、環境と社会:循環型社会論の講義「プラスチックなどの身近な素材の循環対策」を実施しました。(2024.6.12)
<概要>
本講義では、プラスチックなどの身近な素材のゴミ問題と循環対策の現状を理解することを目的にした。まず、身近な素材のゴミ問題とリサイクルの現状に関して概説した。そして、特にプラスチックの環境問題と対策として、廃棄物の発生とリサイクルの状況を日本と世界(EU、USA、中国など)を比較した。さらに、リサイクル技術の詳細、原料の石油代替えとして再生可能な植物資源(バイオマス)の利用、生分解性プラスチックの開発・利用に関して解説した。最後に、今後の展望として、包括的な環境対策の重要性について、食品廃棄物のバイオマスとしての利用を例に説明した。