2022年07月01日
専門書「高機能マテリアル:技術・市場動向レポート Vol.7」(AndTech)で以下を執筆しました(2022.5.11発行)。
第3章「バイオマスプラスチックの現状と生産・技術動向、将来展望」((p37-46)
<概要>
バイオマスプラスチックの世界と日本での生産、利用、技術の動向と将来の予想を解説した。現在、廃プラスチックによる海洋等の環境汚染が顕著になっており、関心が高まっているため、バイオプラスチックの生産や利用は、日本を含む世界で増加している。今後、特に中国やタイでの大幅な生産拡大が予想されている。また、利用されているバイオマスプラスチックの種類として、欧州・中国などは生分解タイプ、日本では非生分解タイプが主体であり、異なる利用動向となっている。本章では、これらの動向の違いと原因の詳細、主要なバイオマスプラスチックの特徴と課題、今後の展望について説明した。