活動内容

【セミナー講演】プラスチックの難燃化技術の基礎と技術動向

2022年09月23日

サイエンス&テクノロジー主催の企業向けセミナーで以下のテーマでの講演(Online開催)を行いました。 (2022.7.27)

「プラスチックの難燃化技術の基礎と技術動向」

<概要>

プラスチックスの難燃化技術は様々な耐久製品の火災防止や人命を守る上で重要である。本講演では、講演者の実際の開発と製品適用の知見に基づき、プラスチックスの難燃化技術に関して、その基礎から実践的な適用方法、最近の技術動向まで、詳細にわかりやすく解説した。以下が講演の目次である。

<目次>

1.難燃化技術の基礎

・難燃化メカニズム(プラスチックの燃焼現象、難燃化の要因)

・難燃剤の種類・難燃機構と課題(臭素系、リン系、金属水酸化

 物、シリコーン系、その他)

・難燃剤全般の市場動向

・代表的プラスチックの難燃処方(ポリオレフィン、ポリスチレ

 ン、ポリカーボネート、エポキシ樹脂) 

2.難燃規格と評価方法

 電子・電気製品用部材、自動車用内装材とバッテリー外装材、

    建材など

3.製品別プラスチックの難燃化

 電子製品(外装材、実装材、5G対応)、自動車(バッテリー

 ケース)、建材の難燃化技術

4.開発・実用化の事例

・シリコーン添加ポリカーボネートの開発と電子機器外装材への

 適用

・自己消火性エポキシ樹脂複合材の開発と電子部品への適用

・難燃性バイオプラスチック(ポリ乳酸系、セルロース系)の開発

5.規制動向(概要)

国内や欧米での難燃剤(ハロゲン、アンチモンなど)の規制動向の概説

6.まとめと今後の技術動向・展望

 


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